
市民によるごみの組成調査
従来の廃棄物処理計画はごみ量の増加を前提として施設整備を目的とした行政計画でした。これからの計画はごみ減量目標を掲げ、市民や企業との協働による計画でなければなりません。
参加型の検討体制と市民参加のコーディネート、ワークショップやイベントなどを手段とした市民合意の形成、社会実験による新システム導入の合意形成等、ダイナミックなプランニング手法を活用して実効性のある計画を策定します。
ごみ減量のためのプロジェクトを提案するだけでなく、事業の全体プランを策定して関係者をコーディネートしながら実際の事業として進めます。
たとえば生ごみのリサイクルを進めるために、デパート、ホテル、学校給食等の「食品循環資源」を回収、飼料化し、養豚に活用する仕組みを、横浜市と沖縄県で進めています。横浜市では「はまぽーく」という名前ですでに市場で販売され、中華街やホテルでも利用されています。
私たちは「東京都リサイクル事業団体連合会」(R団連) の組織化・運営をコーディネートするなど、再生資源業界の事情に通じており、再生資源・再商品化の市場調査に豊富な実績を有しています。
また、再生資源業界の活性化支援を多数手がけ、横浜市資源リサイクル事業協同組合とともに「エコ・リサイクルポート」構想を策定し、一部が事業化されています。
私たちは、「オフィス町内会」と共に「白色度意識改革プロジェクト」を展開し、再生紙利用拡大のために白色度70以下の利用を呼びかけ、「白色度」という概念を社会に定着させました。このように、リサイクル促進のためのキャンペーンや実験プロジェクトなど、効果的でユニークなアイデアを提供いたします。
狛江市ビン・缶リサイクルセンター
NIMBY(Not In My Backyard)施設、迷惑施設のひとつである空き缶・空きびん等の選別施設の建設をめぐって取り組んだ狛江市の仕事(狛江市一般廃棄物処理基本計画)では、徹底した住民参加と協働によるアプローチに取り組みました。この取組は、日本計画行政学会より「計画賞優秀賞」 として評価されました。
施設整備における市民合意形成のために、市民委員会などの検討組織の運営、会議への資料提供、議事録作成などの事務作業から、学習会やワークショップによる参加意識の醸成、代替プランの策定など、一連の合意形成過程をコーディネートします。